売上を上げるのを助けてくれる国の制度「経営力向上計画」をご存知でしょうか?

売上を上げる為に、多くの企業が「事業計画」と「経営計画」を作成しています。

その制度を利用すると、売上を上げるだけでなく、「固定資産税の減額」、「減価償却資産の時償却」

等のメリット付きなのです。

それが、「経営力向上計画」と「早期改善計画」なのです。

2つの制度を利用するには、国に申請を出し、その計画が認められる必要があります。

先ずは、「経営力向上計画」について、お伝えいたします。

 近年の日本の労働力人口の減少や国際的な企業間の競争の活発化などの厳しい経済情勢の変化に対応し、

「中小企業・小規模事業者など」の経営を強化するために『中小企業等経営力強化法』が制定されました。

この法律により、中小企業が『生産性を向上させる』または『雇用を促進させる』などの「経営力を向上

させるための計画書」を作成し、所轄の経産省などの認定を受けることができます。

 この場合に作成する計画書を『経営力向上計画』といいます。

経営力向上計画の認定のメリット

1. 計画に基づく設備投資は固定資産税が1/2に軽減(最大3年間)
   中小企業向け:資本金1億円以下の会社、個人事業主など
   対象設備:160万円以上の機械及び装置(新品)であること
   要件:生産性が年平均1%以上向上する設備など

2. 低利融資や信用保証枠の拡大など各種金融支援
   中小企業向け:信用保証協会による信用保証枠の拡大 など

3. 認定事業者は補助金申請時に加点
一部の補助金において、認定事業者は審査時に加点されることがあります。